かみ合わせって大事②
こんにちは!
今回は以前紹介した
かみ合わせの異常
に関して、続編を載せます。
そのためタイトルに②が付いています。
前回は上顎前突、下顎前突、交叉咬合、鋏状咬合
についてお話させていただきました。
今回はまだ触れていない
過蓋咬合、開咬、叢生、空隙歯列
についてお話させていただきます。
過蓋咬合
【症状】
上の歯が下の歯に過剰に覆いかぶさる状態
・噛みにくいため一部の歯に負担がかかる
→治療後に被せものが外れやすい
・顎の関節がずれやすいため顎関節症になりやすい
・前歯が乾燥しやすい
・虫歯になりやすい、歯周病になりやすい
・口内炎になりやすい、口臭
・審美障害
【原因】
くいしばり、口呼吸、咬唇癖、指しゃぶり、上顎過成長、下顎劣成長、遺伝など
開咬
【症状】
上下の前歯あるいは奥歯がかみ合っていない状態
・口を閉じにくいため乾燥しやすい
・虫歯や歯周病だけでなく、さまざまな感染症に罹患しやすい
・細菌が繁殖しやすいので口臭も発生する
・奥歯の負担過剰(前歯部開咬の場合)
→奥歯の早期脱落
・顎関節症になりやすい
・発音障害
・咀嚼障害
・嚥下障害
・審美障害
【原因】
口呼吸、弄舌癖、指しゃぶり、発育障害、遺伝など
叢生
【症状】
歯が弧状に1列で並んでいない状態
・磨きにくいため細菌が繁殖しやすい
・虫歯や歯周病になりやすい
・口内炎ができやすい
・顎関節症になりやすい
・咀嚼機能が低い
→栄養不良がち
・審美性障害
【原因】
指しゃぶり、口呼吸、頬杖、乳歯の欠損、歯が大きい、顎が小さい、遺伝など
空隙歯列
【症状】
歯と歯の間に隙間ができている状態
・食べ物が挟まりやすい
・咀嚼障害
・発音障害
・審美障害
・顎関節症になりやすい
・虫歯や歯周病になりやすい
【原因】
指しゃぶり、口呼吸、舌突出癖、巨舌、歯が小さい、顎が大きい、遺伝など
いかがでしたでしょうか。
不正咬合はいずれも、虫歯や歯周病になりやすいだけでなく、
かみ合わせが悪いために咀嚼障害や顎関節症にもなりやすい特徴があります。
いずれも幼少期からの癖が原因で起こる場合があるため、
気になる方は早めに歯科を受診することをお勧めいたします。
早めに気づくことができれば矯正をしなくても
歯並びの異常を予防できる可能性があります。
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