いびき・睡眠時無呼吸について
こんにちは!
稲城市、大丸地区、JR南武線稲城長沼駅より徒歩5分、京王線稲城駅より徒歩13分
稲城にじいろ歯科・矯正歯科です。
いびきや睡眠時無呼吸に悩んでいませんか?
・いびきがうるさくて夜寝られない
・自分のいびきで起きてしまう
・朝起きた時に強い怠さがある
・日中の耐え難い眠気がある
・7~9時間寝ても疲労感がとれない
・一つのことに集中できない
・子どもが落ち着きがない
これらは睡眠の質の低下が原因の可能性があります。
布団や枕や騒音など、睡眠の環境によるものももちろんありますが、じつは身体に根本的な原因があることもあります。
いびきの原因は物理的に気道がふさがれることによりますが、これが悪化し完全にふさがれてしまうと睡眠時無呼吸となります。
睡眠時無呼吸は社会的にも問題となっています。
これにより作業効率の低下や運転中の事故が誘発されることが知られており、いくら睡眠時間を確保しても疲労がとれない状態になります。
いびきの原因
舌が喉の奥に下がってしまい気道をふさいでしまうことが原因です。
・筋肉量の低下
・脂肪の増加
・骨格的に下顎が小さい
・扁桃腺肥大
などにより舌は下がりやすくなります。
あるいは、飲酒や疲労でも起こりやすくなります。
治療法
口腔内あるいは口腔外に装置を付け、物理的に気道を広げ空気を通りやすくします。
・スリープスプリント
・CPAP
歯医者ではスリープスプリントを作成します。
(耳鼻科や内科での確定診断と紹介状があれば保険適応です)
これは寝るときにマウスピースで下顎を前に動かすことで、舌の落ち込みを防ぐ装置です。
CPAPは陽圧の空気を送り出す装置で、耳鼻科や内科で装置を使用することが多いかと思われます。CPAP
いずれにしろ、顎の位置をずらしたり、あるいは大きい音の鳴る何らかの装置を使うために慣れが必要で、最初は装置を使用しながら寝るのはつらいです。
予防法
いびきが身体的な原因で起こっている場合は、身体的にいびきを起こしやすくなる習慣が小児の発育段階からあり、実はそれを予防することでいびきも予防することができます。
例えば、小さいころから口呼吸があると様々な弊害があり、重症化すると睡眠時無呼吸を生じる可能性があることを以前お話しました。
そのため、小さいころに口呼吸を直すことで大人になってからのいびきを予防することができます。
(これはあくまでも口呼吸に由来するいびきを予防できるということであり、他に原因があるいびきを予防できるというわけではありません)
もしくは、筋肉量の低下と脂肪の増加により舌の重量を支えきれなくなった場合に起こる気道閉塞は、舌やお顔周りのトレーニングとダイエットにより予防することもできます。
お酒が原因の場合はお酒を飲まなければある程度予防できます。
つまり、小さいころからお口周りの管理やトレーニングを行うことで将来大人になったときの上記の弊害を予防することができます。
また日中の集中力も増すため、勉強に集中できるようになることが知られており、それに伴いテストの点数が上がったという報告もあります。
“口育”という考え方により、小さいうちからお口の管理を行うことで様々な疾患を予防できます。
興味がありましたらどうぞ御気軽に御相談ください♪