セミナーを受講しました~根管治療~
- 2025年3月20日
- にじいろ歯科diary,歯科診療に関して
こんにちは!
稲城市、大丸地区、JR南武線稲城長沼駅より徒歩5分、京王線稲城駅より徒歩13分
稲城にじいろ歯科・矯正歯科です。
今回もセミナー受講の報告です。
本日は休日で休診日であったため、根管治療に関するセミナーを受講してきました。
根管治療は歯科治療の中でも特に難易度が高い治療とされています。
その治癒率は治療方法や技術によって大きく差があり、
また知識が非常に大事になってきます。
そのため、休みの日はこういった大規模のセミナーや学会に参加し、
プライベートの開いた時間は常に勉強し知識を蓄える必要があります。
↑今回参加したセミナーの表紙です↑
この表紙とてもかっこいいですね
今回、4人の講師陣のお話を聞いてきました
どの先生も優秀な先生で、専門医の先生がさらに勉強するための本を書いている先生や、
日本の根管治療を勉強している人ならだれでも一度は聞いたことがあるであろう御高名な先生方です。
また、イタリアの専門医の先生のお話も聞かせていただきました。
歯科治療においてなぜ根管治療が難易度が高いのか、
診断がいかに重要か、
難易度が高い根管治療の中でも特に困難である破折ファイルの除去の方法、
新しい優れた材料を使用することで破折リスクを下げることができる理由、
大学で勉強する以上に非常に具体的な治療の方法、
繊細な器具の扱い方、
歯を抜かなければいけない条件、
等々を学びました。
根管治療は繊細です
人の歯は非常に小さく、さらにその治療をお口の中で行わなければなりません。
器具はとても細く、先端径が0.06mmのものも使用します。
そして、器具を進める際は0.5mmでも過剰にならないように慎重に動かす必要があります。
また、誤った使い方をすると簡単に人体に障害を与えてしまいます。
日本の根管治療の治癒率が低い理由
上記のように、根管治療は難易度が非常に高いです。
さらに日本においては保険点数が極めて限りなく低く設定されています。
2回目以降の治療では、それ単独では歯にもよりますが60点前後です。
つまり、30分で治療したとしても、歯科医院の収入は600円ぐらいです。
人件費にも材料費にも全くたりていません。
そのため、多くの歯科医院では満足に治療を行うことができず、治癒率が低くなってしまいます。
本気で疾患を治したい場合は保険外で治療をする必要があります。
医療関係者は常に勉強が必要
他の治療もそうですが、特にこの根管治療は常日頃からの勉強が必要です。
当院での治療例①↓
左下第一大臼歯
歯の中の白いものが治療した後に詰める材料です
90度曲がっている根管内に先端までしっかり入っています
当院での治療例②↓
左下第二大臼歯
こちらは、事前にCTで予測していたため、根管が途中で癒合しているのがわかった症例です。
また入口もCシェイプと呼ばれる非常に難易度の高い症例であり、
CTなくしては満足に治療ができなかったのではないかと思われます。
これら2つの症例も、学んだ知識があったため事前に予測し、
その対策を立てることができました。
知識がなければおそらく材料は先端まで到達せず、
大きく細菌感染の取り残しが生じていたと考えられます。
本日のセミナーも大変勉強になりました。
学んだものを昇華して自分の力とし、
最終的には患者さんに還元して患者さんの利益になるように、
これからも日々、知識を蓄え、技術を磨いていこうと思います。